2017年6月19日月曜日

6/18 One day cafe,kyoto@呉竹文化センターに参加してきました



昨日は、京都で活動されているOne day cafe,kyotoさんにお邪魔してきました。
場所は、京都市伏見区の京都市呉竹文化センター。


会場前には、ポップでキュートなデザインの立て看板が♪
この辺りにもスタッフさんの遊び心やホスピタリティをひしひしと感じます。


イベントにはいつも30分前(←早く来すぎ!)に到着する宮崎は、常連となっている関西ほっとサロンと同様、何食わぬ顔で会場準備のお手伝い。
こうして何食わぬ顔で準備を手伝うから、運営スタッフに間違えられるのですね(^^ゞ

宮崎とスタッフさんとの意外な(?)繋がり


14時を少し過ぎて会がスタート。
グラッフィック・ファシリテーターのDさんがグランドルールとゲストをご紹介。

実は宮崎は、Dさんとは大学・大学院時代の先輩・後輩の間柄。
在学当時はお互い、自身が当事者だということは分かってはいませんでした。

Dさんが大学院を修了してからお会いすることがなかったのですが、フェイスブックでは繋がってはいました。

そんな二人の間を再び繋いだのが、本日のゲストのしろさん。
しろさんのゲストトークは笑いが絶えず、でも核心はしっかりと突く内容で非常に面白かったです!

ゲストの二人目はみーにゃんさん。
みーにゃんさんの研究内容や興味のあるお話を聞けたのもよかったですが、「発達障害当事の恋事情について話がしたい!」と表明されたのが一番印象に残っています。

残念ながらゲストトークの時間の範囲内では、発達障害の恋事情について話す時間が取れず、次の対話の場に持ち越しに。

休憩をはさみ、対話の場に移行。
以下の4つのテーマで対話が交わされました。


  • 天職・キャリアとは?
  • 発達障害者は定常発達者に合わせるべきなのか
  • 心と体はつながっている?
  • 発達障害の恋事情
宮崎は最初の対話の場では、「発達障害の恋事情」に、次に「天職・キャリアとは?」に参加。
対話の後のクロージングでは、各テーブルでの議論を全員で共有できました。

グラッフィック・ファシリテーションの威力を痛感


今回、初めてOne day cafe,Kyotoに参加しました。
まず、グラッフィック・ファシリテーションの威力というものをまざまざと見せつけられました。

会が始まる前は、某戦闘ロボットアニメのキャラよろしく、「さあ、見せてもらおうか。グラッフィック・ファシリテーションの性能とやらを」という感じでいたのですが、あまりの威力に「お見事!」と手放しで賞賛してしまいました。

何よりもまず、参加者を自然と対話に引き込む力があるなと感心しました。
ゲストの話に加えて、グラッフィックを観ることで「これを訊いてみたい」とか、「なぜだろう?」といった質問が内から目覚めていく感じでした。

そして、対話の場でそれらの質問を持ち寄り、議論することでさらに本質に参加者全員で迫っていくことができたのではないかと思いました。

久々に、いやもしかしたら、人生で初めて「対話を通じた知的興奮」を味わうことができたのではないかなと思いました。

サプライズ・ゲスト登場


そんな「知的興奮」に満ち溢れた時間もあっという間に終了。
17時には会場を完全撤収。
18時からの懇親会を待つ間、サプライズ(?)ゲストが!


伏見の非公認キャラクター「底冷 雪子」たんが遊びに来てくれました!
う~ん、カワユスなあ~(中川翔子風)

閑話休題

懇親会にて


18時から懇親会がスタート。
ゲストトークや対話の場では聞けなかった「発達障害の恋事情」の深くて濃い話を聴くことができました。

なぜ、宮崎は「発達障害の恋事情」に異常に(?)興味を持っているのか?
はい、そうですよ。片思いしてるからですよ。何か文句ありますか?
個人的には「恋煩い」に近い気もしますが(^^ゞ

打って変わってDさんとは真面目な話を。
何の話かって?

無謀にも来月は、トークゲストとしてOne day cafe,kyotoに参戦!


そうなんです。
実は、来月のOne day cafe,kyotoのゲストとして登壇することになったのです。
だから、その打ち合わせをしてました。

今日参加したのは、その下見と言うか予行演習も理由の一つです
べ、別にしろさんの話が聞きたくて来たわけじゃないんだからね!!!(ツンデレ風)

今、困っているのはどういう話をするかですね。
話すネタが…



ありすぎて困ってます(^^ゞ


宮崎の話を聽いてもいいよと思ったら参加申込をぜひ!


某文豪よろしく、「恥の多い生涯を送ってきました」ことには胸を張れますから(T_T)
いったいどれを話して、どれを切り捨てるか。
おそらく直前まで悩みそうです。

もし「宮崎の話を聽いてやってもいい」という奇特な方は申込みをしてやって下さい。

謝辞


最後になりますが、参加された皆様、ゲストのしろさん、みーにゃんさん。
そして、One day cafe,kyotoのスタッフの皆さん。

昨日は本当に楽しかったです。
そしてお疲れ様でした。

来月もまた、お世話になります。
よろしくお願いしますね♪


2017年6月3日土曜日

成人発達障害サロンしぇあ 第8回サロン開催報告


今日は成人発達障害サロンしぇあ 第8回のサロン開催日でした。
参加者は5名。
遠くは大阪市や堺市からのご参加でした。

いつもように自己紹介の後にテーマトークに移行。
今回は以下のようなテーマが寄せられました。


  1. トラウマの乗り越え方
  2. 「こいつならやってくれるだろう」という依頼をどう断るか
  3. 働き方(正社員orそれ以外の多様な働き方)
  4. 金銭管理

自分の特性を活かし、それ以外の分野ではいい意味で「諦める」


1.では、年下や後輩から「頼りになる」と思われたいとするあまりに、ついつい普段とは自分を演じてしまう、それは幼少期のトラウマが関係しているのでないかと考えているという話が寄せられました。

この意見に対して、

①発達障害の人は(定型発達者と比べて)過去の苦い記憶を「反芻」する傾向にあること
②最近は発達障害における「性差」が注目されており、女性は男性に比べて、場面場面においていい意味で複数の自分を使い分けることで社会性を高めている

という指摘が、成人の発達障害の記憶に関する研究をされている方からありました。

また、自分の特性を活かして苦手な分野での勝負を避ける、いい意味での「諦め」が大切であるという意見も他の方から寄せられました。その参考文献として、『諦める力〜勝てないのは努力が足りないからじゃない』(為末大著/プレジデント社)が挙がりました。

周囲の振る舞いを観察→練習→結果をサロンで報告→フィードバックを得る


2.は、1.で出た話とは逆で、「いつもいつも頼られるというか、当てにされることが多くて困っている」という話が出てきました。

このことに対して、「定型発達者は発達障害当事者よりも(想像以上に)普段から断っている、なので今後は周囲がどのように断っているかを観察する。そしてできる範囲で断る練習をしていくしかない」という意見が出ました。

また、「その練習してみた結果を次回のサロンの時に報告する。そうすればフィードバックも得られるし、一つの事例として他の当事者の参考にもなる」という意見や、「北播磨地域でもSSTのトレーニングの場があればいいね」という意見が寄せられました。

15分の休憩をはさみ、後半へ突入。

3.の働き方に関して、精神障害者や発達障害者には正社員(フルタイム勤務)のハードルが高い人も多いので、正社員以外の多様な働き方が認められる社会が理想ではあるねという話が出ました。

4.については、ホワイトボードには「金銭管理」とは書いていますが、当事者が普段、どんなことにお金を使っているのかが話題の中心になりました。

田舎という土地柄、都会と比べて飲食代、特に職場の人との飲食にかかる費用は少なくて済んでいるという報告がありました。

次回の告知と送迎に関して


次回は7月1日(土)の14時から。
場所はいつもと同じ、うぃーぶねっとです。

今回、大阪市からバスで来られた方がいらっしゃいました。
バスの時刻の関係で、うぃーぶねっと最寄りの停留所までの便がなかったので、滝野社インターまで、宮崎が車でお迎えに上がりました。

「遠方から公共交通機関で来るので、近くまで迎えに来てほしい」という方がいらっしゃいましたら、予め連絡くだされば対応可能です。
宮崎の車は軽自動車なので、定員は3名ですが(^^ゞ

連絡はメールで前日までにお願い致します。
メールアドレス:toshiyamiyazaki☆gmail.com(「☆」は「@」に変換して下さい)