2017年3月4日土曜日

2017年3月度のサロンを開催しました



今日は、3月度のサロンを開催しました。
今回も、常連さんに加えて、初参加の方や遠く堺市から来られた方もいらっしゃいました。

自己紹介の際に、トークのテーマを挙げて頂きました。
今回は以下のようなテーマでトークが繰り広げられました。

  1. 人との繋がり方
  2. 地方と都市の交通事情
  3. 周囲に自身の障害を伝えるべきかどうか?
  4. 今までで一番ストレスを感じたこと
  5. 3年後のプラン

サークルズプログラムをイメージしながら、1つずつ距離を詰めていく


1.に関してですが、当事者の中には、他人との距離感を上手くはかれず、それ故に他人とうまく繋がれないという問題を抱えている人が多いように私は感じています。

この問題に対してとある当事者さんが、サークルズプログラムという概念を元に、1つずつ距離を詰めていくことが大切であることを述べられました。

また、参考書籍として、『つながりの作法』という書籍を紹介してくださった方もいました。

当事者会は失敗をしながらコミュニケーションの練習をしていく場でもある


3.では、自身の特性や二次障害を周囲に伝えるべきかどうかで悩んでいるというお話でした。

それに対して、「『障害』という言葉を使うと相手が引いてしまう。なので、『障害』という言葉を使わないで、自分の困り事を(出来れば気楽に)伝えられればいいのでは」という意見がありました。

また、「当事者会は、コミュニケーションの練習の場として利用してもらうといった狙いもある。なので、こういった場で失敗をしながらコミュニケーションの練習をしていって欲しいとも思っている」という意見も、別の当事者会を運営されている方から出ました。

私も同じ意見です。しぇあもそういった場として活用していただければ嬉しいです。もしかしたら、しぇあのサロンにおいて、「今の発言はちょっとマズイのでは?」といった指摘も今後受けることもあるかもしれません。

しかし、それは、職場などで同じ失敗を繰り返さないための「予行演習」として捉えてもらえればと思います。サロンは、言ってみれば「失敗しても許される場」です。なので、サロンでどんどん失敗を経験してもらえればと思いますね。

つらい過去をハッピーなイメージで上書きしていく


4.のテーマを挙げられた方は若い当事者さんでした。これに対しては、比較的(?)年配の方から、「過去は変えられない。大事なのは自分が楽しいと思えるハッピーなイメージでつらい過去を上書きしていくことではないか」という意見が寄せられました。

また、発達障害者の記憶に関する研究をしている方から、人間の記憶に関する特性の観点からの助言もありました。

最後に、5.のテーマでお一人ずつ「3年後、こうしていたい。こうありたい」といった内容のことを話してもらい、会を締めくくりました。

次回のサロンは、4月1日(土)です!


今回も、遠くは堺市からのご参加がありました。
また、初めて参加された方もいらっしゃいました。
皆さん、お疲れ様でした。

次回のサロンは、4月1日(土)です。
時間は14~16時。
場所はいつものとおり、うぃーぶねっとの2階です。

次回のご参加も楽しみにしております。
それでは!

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