2017年12月9日土曜日

2017年12月度のサロンを開催しました



今日は、2017年12月度のサロンを開催しました。
参加者は3名でした。

3つのテーマについてじっくりと時間を掛けてトーク


自己紹介の後はテーマトークに移行。
以下の3つがテーマとして挙がりました。

  1. 周囲の人と間の距離感を自分としてはどうしたいのか?
  2. 仕事をどうすればやりやすくなるのか?
  3. 睡眠
今回はテーマの数が少なかったので、1つ1つのテーマについて、いつもよりじっくりと時間を掛けてトークができました。

2018年1月度のサロンは1/7(日)@西脇市総合市民センター


トークテーマの後は告知タイム。
次回2018年1月度)のサロンの開催日時と場所を発表しました。

日時:2018年1月7日(土) 14:00~16:00
場所:西脇市総合市民センター 小研修室4

発達障害当事者会フォーラム2018の告知も


また、2018年1月14日(日)に大阪産業創造会館で行われる、発達障害当事者会フォーラム2018の案内も行いました。
関連記事はこちら

今年も多くの方にご参加と協力をいただきましてありがとうございました。
また来年もよろしくお願いしますね。
では、よいお年を♪

2017年12月2日土曜日

1/14の発達障害当事者会フォーラム2018大阪にてパネリストとして登壇します



来る2018年1月14日(日)に大阪産業創造会館で行われる「発達障害当事者会フォーラム2018大阪」の第2部、「発達障害当事者同士の活動を考える」フォーラムに、パネリスト団体として登壇することになりました!!!(パチパチパチ♪)

発達障害当事者会フォーラム2018大阪とは


フォーラム全体は、第1部の「発達障害の当事者同士の活動支援の在り方に関する調査の報告会」と、第2部の「これからの当事者会活動を考えるフォーラム」という構成になっています。

第1部は、昨年度(平成28年度)実施された全国の当事者会実態調査と成人期の当事者意識調査についての報告です。我がしぇあも、当時社会実態調査のアンケートに回答させて頂きました。

第2部では、関西地区・名古屋地区の当事者会が一堂に集まってこれからの当事者会活動について、大人の発達障害者支援についてパネルディスカッション形式でシンポジウムを行います。

参加申込みはこちらから(こくちーずのページに飛びます)。

クラウドファンディングでの支援も始まりました


また、当事者の方にできるだけ(経済的負担を感じることなく)気軽に参加してもらうために、講師の先生に関わる謝礼や開催準備費の一部をクラウドファンディングで支援するサイトも立ち上がりました。

私自身、パネリスト団体としての登壇依頼を受けた後に、「謝礼や交通費は辞退します」と発達障害当事者協会の方にお伝えしたのですが、「どうか気になさらずに」との回答でした。

なので、私自身も1万円のリターンを購入させて頂きました!購入したのは、「【1万円応援コース】ネッコカフェオリジナルハーブティー2種セット」です。今から手に届くのが愉しみです♪

関与度の応じた3つの協力をお願いします!!!


皆さんにお願いがあります。今回のフォーラムの趣旨に賛同して頂ける方は以下の3つの関与度に応じた協力をしてもらえないでしょうか?

関与度1:クラウドファンディングサイトにてリターンを購入


お金に余裕がある人は、ぜひクラウドファンディングで支援をお願いします。リターンの金額は3,000円~50,000円と幅広いコースが用意されています。

クラウドファンディングのサイトはこちら
リターンを購入した場合は、応援コメントを添えてもらえると嬉しいです♪

関与度2:発達障害当事者会フォーラム2018大阪に参加する


こちらは、「リターンを購入する余裕はないけど、フォーラムには興味がある」という当事者向けです。フォーラムの参加費用は当事者は1,000円で、一般より安く設定されています。

参加申込みはこちらから(こくちーずのページに飛びます)。

関与度3:SNSで「発達障害当事者会フォーラム2018大阪」を拡散


こちらは0円でできる支援ですね。クラウドファンディングのサイトに移り、下記の画像のfacebook・Twitterのボタンをクリックして拡散して下さい。


べ、別にこのブログ記事をSNSで拡散してほしいなんて思ってないんだからね!!(ツンデレ風)

2017年11月6日月曜日

12月度のサロンは、12/9(土)@西脇市総合市民センター小研修室4



成人発達障害サロンしぇあ 12月度のサロンの告知です。
開催日時:2017年12月9日(土) 14:00~16:00
場所:西脇市総合市民センター 研修館 小研修室4

尚、会場の中にある各施設ごとにタイムスケジュールが書かれているボードには、「しぇあ」と記入されております。

2017年11月5日日曜日

2017年11月度のサロンを開催しました



今日は、2017年11月度のサロン開催日でした。
今回から、会場が変更となりました。
西脇市総合市民センター 研修館 小研修室4です。

本日は、以下のようなテーマが挙がりました。

  1. トーク及びグランドルールの説明
  2. 昔はできなかったことができるようになった、昔苦手だったことが得意になったことについて
  3. 自分の長所を活かす方法
  4. 他の当事者さんに役立つ情報を発信したい
  5. いつも「ギリギリ」・「時間切れ」になってしまうこと
  6. 人間関係について
  7. 自分にとって必須のツールやテクノロジー

お詫びと謝辞


今回から会場が変更となり、部屋のレイアウトや準備、団体登録や料金申請、施設予約などの慣れないタスクが多く、それ故に疲れてしまったので、今回の投稿は簡素な形となりますが、平にご容赦を…

また、慣れない会場故に至らない点があったことをお詫び申し上げますともに、3連休にもかかわらず、参加してくださった方々に感謝いたします。

2017年10月27日金曜日

11月のサロン告知



11月度のサロン開催日が近づいてきたので、アナウンスいたいします。

開催日時:2017年11月5日(日) 14:00~16:00
場所:西脇市総合市民センター 研修館 小研修室4参加料:100円

場所は今月まで使わせていただいた、うぃーぶねっとと道路を挟んで向かいの建物です。地図は以下のようになります。




もし、遠方よりお越しの方で「近くまで公共交通機関で来るから迎えに来てほしい」という方がいらっしゃいましたら、11/4(土)の20時までに下記のメールアドレスまでご連絡ください。

E-mail:toshiyamiyazaki☆gmail.com(☆は@に変換してください)

では、皆様にお会いできることを楽しみにしてますね♪

2017年10月22日日曜日

しぇあのチラシとグランドルールを改訂しました




11月から、サロンの開催日時と場所が変更になります。(変更になった経緯は、こちらの記事を、11月のサロンの開催日時と場所については、こちらの記事をそれぞれ参照)
それに伴い、しぇあのチラシとグランドルールを改訂しました。

チラシの改訂事項とお披露目について


チラシに関しては、まず、団体名の前に、「兵庫県北播磨地域の発達障害者の当事者会」という記述を盛り込みました。これは、関西ほっとサロンなどの京阪神でのイベントでPRする際に、どの地域で活動しているかを知ってもらうためです。

また、サロン自体は西脇市内の公共施設で開催している旨を明記し、開催日時と場所の詳細をブログで確認してもらうべく、ブログのURLとQRコードを追記しました。

新しいチラシのお披露目は、10/28(土)の関西ほっとサロンになると思いますので、手に取られた方は率直な感想をお願いしますね♪

勧誘やナンパの禁止と連絡先交換の注意事項をグランドルールに追記


グランドルールに関しては、以下の禁止事項・注意事項を追記しました。


  • セールス・宗教・政治などの勧誘やナンパの禁止
  • 連絡先の交換は各自の責任で行うこと
なお、この度のチラシとグランドルールの改訂にあたりまして、「熊本県発達障がい当事者会Sierra-シエラ-」さんのものを参照にさせていただきましたことをここに記載させて頂きます。(シエラさんのブログはこちら

いつか、シエラさんのところに足を運びたいですね。

2017年10月12日木曜日

11月のしぇあは11/5(日)@西脇市総合市民センター



前回のサロンにて、「次回、月末あたりに翌月のサロンの開催日時と場所を告知します」とお伝えしました(前回のサロンの様子はこちら)。
まだ月末にはなっていませんが、11月の開催日時と場所が決まったので告知しますね。

次回のしぇあは、11/5(日)@西脇市総合市民センター研修室4


開催日時:2017年11月5日(日) 14:00~16:00
場所:西脇市総合市民センター 研修館 小研修室4
参加料:100円

場所は今月まで使わせていただいたうぃーぶねっとと道路を挟んで向かいの建物です。
地図は以下のようになります。



参加料はこれまでと同じ100円になります。
また今月末あたりに再度ブログにて告知しますね。

2017年10月7日土曜日

2017年10月のサロン実施報告と今後の開催日時と場所について



今日は、10月度のサロン開催日でした。
常連さん、ご新規さんを含めて参加者は6名でした。

今月のトークテーマ


以下の項目がトークテーマとして挙げられました。

  1. 新しい仕事・後輩への対応
  2. 職場でのコミュニケーション
  3. 自分で決めたことがブレる
  4. クローズorオープンでの働き方
  5. しぇあのサロンの今後の日程・会場について
1.と2.はセットで議論。
以前にサロンで話題になったサークルズプログラムの話題が再び登場。
(関連記事はこちら

相手との距離感をどうしたいかを明確にしてから1つ距離を詰める


「まずは自分を中心に置き、相手との現時点での距離を把握。自分がその相手とどういう距離感でいたいのかを明確にした上で、距離を一つずつ詰めていく」ことが重要であるという意見が出ました。

その上で、相手の承認欲求が強い場合は相手を褒める、お菓子を振る舞って場を和ませるというアプローチを取っていくのも方法だという意見も出ました。

刻一刻と変化する自分を受け入れる・自分の感性に身を委ねる


3.については、自分が思っているよりも案外、他人は自分のブレを感じてはいないことが多いのではないかという意見が出ました。

また、調子がいい時の自分、困っている自分など、刻一刻と変化する自分をすべて「自分」として受け入れること、時には自分の感性の赴くままに行動してもいいのではというアドバイスもありました。

「障害」という言葉を使わずに自分の特性をソフトに伝える


4.については、実際に職場に自分の障害をオープンにしているのか、それともクローズにしているのかについて意見を交換しました。

また、職場や友人に自分の障害を伝えるときは、「障害」という言葉を使わずにソフトな表現で自分の特性や苦手なことを伝えると、理解や配慮が得られやすいというアドバイスには皆さん、頷いているのが印象的でした。

今後のサロンの開催日時と会場について(重要)


最後に5.について。
これはトシヤが挙げたテーマでした。

これまでしぇあのサロンの開催日を毎月第一土曜日、場所をうぃーぶねっとに固定して開催してきました。
しかし、今後は第一土曜日に固定しての開催を継続することが難しくなってきました。

そこで、トシヤ自身がしぇあを今後も継続していくための希望条件を述べさせてもらい、続いて参加者の方から意見、希望を述べてもらいました。

その中で、

  1. サロンの開催を継続していくこと
  2. 開催日時は固定した方が参加者は参加しやすい
  3. 特定の人に負担がかからない形
という優先順位で詳細を詰めていく方がよいというアドバイスが胸を打ちました。

今後は、次回のサロンの開催日時と場所は月末にブログにて告知


最終的には、月末に次回開催日と場所をブログにて告知していくことで話は落ち着きました。また、会場については、西脇市総合市民センター(通称「カルチャー」)の可能性が濃厚であることも合わせて報告しました。

上述したように、今後は次回の開催日時と場所について、当ブログにて月末に告知する予定です。なので、月末あたりにブログを見て確認してもらえると助かります。

2017年9月9日土曜日

女性二人と(←ココ重要)金輝さんにお邪魔してきました


9月3日(日)に、大阪は心斎橋にある、発達アートギャラリーカフェ・バーの金輝さんに初めてお邪魔してきました~。

金輝さんに行くきっかけはSNSでの呼びかけから


金輝さんに行くきっかけは、ヨドバシカメラ梅田店に行く用事ができて、その後に時間があったので、TwitterやFacebookにて以下のような呼びかけをしたことでした。


そしたらNさんから、「9月3日は金輝でイベントがあるようです。お店自体は、13時から開いてるので、ハッタツさんが集まってるかも」という情報提供を頂けました。

また、FacebookのMessengerを通じて、Sさんから「一緒に金輝へ行きましょう」と嬉しい申し出が!!!

ちなみに、Nさん・Sさんともに女性です(←ココ重要!テストに出ます!)
当日は13時にヨドバシカメラの梅田店でSさんと待ち合わせ。上記のNさんとは現地で落ち合うこととなりました。

金輝さんにいざ入店!


金輝さんが入居するビルに到着。
カラフルな看板が目につきました。



オーナーが言っていましたが、この看板、結構お金を掛けたそうです。

エレベーターで4Fまで上がってエレベーターを出ると、扉が出現


扉の向こう側では、聞きなれた笑い声が。
笑い声の主はどうやらNさんのようです。

扉を開けていざ入店。
久々にお会いするNさんとお店のオーナーとご対面。

SNSでお店の評価をするとセット料金には割引に♪


SNSでお店の評価をすると、セット料金が割引になるということでしたので、不肖トシヤもGoogleMapにて評価をさせて頂きました。

セット料金にはワンドリンクの料金も含まれていたので、早速注文。


名前は確か、「自閉症啓発~」(~の部分が思い出せません…)

Nさん・Sさんと自助会談義♪


Nさんは堺市の方で自助会を主宰されています。
一方のSさんは、これから神戸で成人発達障害の自助会、もしくは支援者との交流イベントなどを構想中とのこと。

なので、自然と話の内容は自助会のことが中心となりました。「自助会の主宰者やスタッフのオフ会を金輝でやりたいよね」とか、「Co-Necco(名古屋市)とか、ついんくる(福山市)に行ってみたいよね」という話題でワイワイ盛り上がりました。

当日は17時よりイベントが予定されていたようでしたが、私たちはその前の16時に退店。
帰り道も自助会談義に花が咲きました。

自助会主宰者・スタッフのオフ会を金輝さんでやりましょう!


これから、発達凸凹関連のイベントで大阪に出向くことが予想されます。
その前後で時間が空いたら、また金輝さんに顔を出したいと思ってます。

その折は一緒に行きたい人をまたSNSを通じて募集するつもりです。
そのような投稿・Tweetがありましたら、お気軽に反応してやって下さいね♪
いつか、自助会主宰者・スタッフのオフ会を金輝さんでやりたいですね。

追伸:オーナーの粋なはからいで、成人発達障害サロンしぇあのチラシを店内に貼っていただくことができました。なので、金輝さんにお越しの際は、しぇあのチラシがどこに貼ってあるか探してみて下さいね。



2017年9月2日土曜日

2017年9月のサロンを開催しました



今日は第11回目のサロン開催日でした。
参加者は6名。常連さんや久々に参加された方に加えて、今回初めて参加された方もいらっしゃいました。

トシヤ当人も、先月のサロンは直前に手足口病に感染したので参加できずじまい。(その時の顛末の記事はこちら)。

だからでしょうか?参加者さんの自己紹介が終わった時に、オブザーバーとして参加していただいていた支援者の方をご紹介するのを失念しておりました(^^ゞ
オブザーバーの方々、申し訳ありませんでした。

今回のサロンでは以下のような項目がテーマとして寄せられました。

  1. 「コイツは言いやすい(頼みやすい)」という印象を与えないようにするには?
  2. 凹んだときの立ち直り方
  3. 感情のコントロール
  4. (夏休みなどの)長期休暇明けにどうやって日常に戻るか?


攻撃対象になっていない人を観察してみることから始めてみよう


1.では、主に職場で上司や先輩から仕事を頼まれやすい、または叱責などの攻撃を受けやすので、その矛先を自分に向けられないようにするにはどうすればいいかというのが出発点でした。

この点に関して、「一見『弱い人』と思われる中でも実際に攻撃やいじめなどの対象になる人と、対象になった時に周囲から救いの手が差し伸べられる人がいる。この違いは何だろうか?」という新たな問題提議も重ねてありました。

途中には、時代劇「水戸黄門」に登場する「うっかり八兵衛」や、「実は忍術書には人間関係に関する記述が多くある」といった指摘もありました。

最終的には、「攻撃対象となっていない人をまずは観察して、その立ち居振る舞いを真似てみてはどうか」という流れになりました。

考える暇もないくらい予定を入れてみる


2.と3.は類似点があると判断し、合わせて議論。
まず、凹んだときにやっている立ち直り方を聞いてみると、「歩く」「車内で大音量でアニソンを歌う」といったそれぞれのやり方が紹介されました。

また、成人の発達障害当事者の記憶に関する研究をされている方からは、「なまじ考える時間があると人間はどうしてもマイナスなことを考えてしまう」という指摘がありました。

続いて、「精神科の作業療法で用いられていた、考える暇もないくらいに次々にプログラムを入れて、肉的的な疲労をあえて引き起こす。そうすればマイナスな考え事をしなくなるし、規則的な生活が送れるようになって症状も安定する」という話がありました。

確かに自分の20代を振り返ってみても、なまじ考える時間がたくさんあったのでついつい悲観的なかんがえをしてしまうし、うつなどの二次障害でそもそも思考能力自体が大幅に低下していたので、考えすらまとまっていませんでしたね。

4.に関しては、そもそも定型発達・発達障害問わず、誰もが長期休暇明けはつらいし、中々日常に戻るのも大変。だから、学校は長期休暇明けは短縮授業などで、負荷を予めさげていたという話がありました。

次回の告知と謝辞


次回は10月7日(土)開催です。
場所はいつものように、うぃーぶねっとの2階になります。

三連休の初日となります。
遠出ついでに西脇まで足を伸ばしてみませんか?

ある程度の場所までなら送迎も可能です。
送迎希望の方は2日前までにお問い合わせください。
問い合わせ先:toshiyamiyazaki☆gmail.com(☆は@に変換してください)

最後になりますが、参加してくださった方々、オブザーバーの方々に感謝申し上げます。
来月もよろしくおねがいしますね♪

2017年8月14日月曜日

手足口病感染と安静期間中にお世話になった方へのお礼



一部の方はご存知かもしれませんが、8/3の午後に救急車で緊急搬送されました。搬送先で種々の検査を受けたのですが、どこにも異常は見られず、結局その日はそのまま帰宅しました。

翌日の夕方ころから、足の裏にぶつぶつができ始め、手足口病に感染した疑いが強まりました。また、緊急搬送された病院では体温が40度近くもあったので、体力的にもしぇあのサロン開催も危うい状況でした。

しぇあサロン開催の危機に救世主が現る!


しかし、ここで救世主が!
いつも堺からサロンに来てくださっている、Hさんがピンチヒッターを務めてくださることに。

Hさんのご好意に甘える形で、8月5日のしぇあのサロンは、Hさんのファシリテーションの下で開催される運びとなりました。(冒頭の写真はHさんが当日のホワイトボードの内容を撮って送ってくださったもの)

Hさん、前日のお願いとなってしまい、本当に急でしたが、ピンチヒッターを務めて頂き、ありがとうございました!

FacebookやMessengerでの温かい励ましに救われた安静期間


また、お医者さんからは、「一週間の安静が必要」という診断を受けていたので、お仕事自体は結局、昨日まで8連休を頂いておりました。

手足口病の症状である、足裏や掌のぶつぶつや口腔内の炎症は日が経つにつれ改善されていったのですが、安静期間中は人との接点が極端に少なくなったことでメンタルが荒んでいました。

でも、そんなメンタル状態の私に対しても、主にFacebookやMessengerを通じて、多くの温かい励ましやお気遣いのコメント、メッセージを頂くことができました。それはそれは、本当に嬉しく、ありがたいことでした。

Sさん、毎晩Messengerにてメッセージを下さってありがとうございました!「今夜はどんなメッセージが来るのかな?」といつも楽しみにしてましたよ♪

Mさんもまた、気軽に声を掛けてくださり、ありがとうございました!ここ最近は、オフラインではお会い出来なくて、申し訳なく思っています。今度お会いしたときはまたよろしくお願いしますね♪

職場復帰の報告とこれからの展開


今日から職場にも復帰できました。しばらくはこれまでの安定したペースを取り戻すことを優先します。そして、8月27日のOne day cafe,kyotoあたりから、また発達凸凹関連の活動も再開しようと思っています。

もちろん、9月2日のしぇあのサロンもいつも通りにできればと考えていますので、また宮崎ともども、成人発達障害サロンしぇあをよろしくお願いしますね♪

2017年7月21日金曜日

7/19 研究協力者としてインタビューを受けてきました


(写真は投稿内容とは関係ありません。あしからず)

7/19に研究協力のために、某大学でインタビューを受けてきました。
インタビューアーはOさん。
Oさんとは、とあるイベントで出会いました。

インタビューでは、小学校時代から中学校、高校、大学、そして成人の各ライフステージにおいて、困りごとや好きなこと、得意なこと、また支援してもらったことや欲しかった支援についての質問がメインでした。

インタビューを通じて再発見や見つめ直しができました


実際にインタビュー(質問)を受け、その答えを言語にしてみて初めて、「今思うと当時はこういったことに困っていたのか」、「今考えてみると、あれは得意だったなあ」という再発見ができました。自分自身の過去を見つめ直すいい機会になりました。

インタビュー終了後には、お土産を頂いちゃいました♪


(「某大学」と書いておきながら、バレてしまいますね(^^ゞ)

Oさんの研究では、研究協力者を募集しているようなので、「協力してもいいよ」という方はご協力をお願いしますね♪

Oさん、インタビュー、お疲れ様でした。
研究成果がまとまりましたら、またお聞かせくださいね♪
次は日本発達障害学会でお会いしましょう!

2017年7月20日木曜日

7/17 発達凸凹若者の本音シェアー会に参加してきました



7/17(月)に梅田にて、「『ユニークな若者を理解し、応援する』2U(Unique Youth)サポート 海の日フォーラム」がありました。
宮崎は午後の部・第一部会の「発達凸凹若者の本音シェアー会」に参加してきました。

最強美人タッグ結成♪


当日のファシリィテーターを務めたのは、lass to the dreamのyu-kaさん。
グラフィックファシリィテーターがone day cafe Kyotoのでむさん。

宮崎がお世話になりっぱなしのお二人が、最強美人タッグを組んでのイベントだったので、非常に楽しみにしてました♪

一人一人、発達凸凹が異なることを改めて実感


イベントでは、5,6人のグループで以下のようなテーマについて対話がなされました。
  • yu-kaさんに訊いてみたいこと
  • 自身の生きづらさ
  • 理想の教育環境


私が属したグループは、私以外はADHDの方が多く、誰かが発言されるたびに、「それ、わかる!」と言う共感の声が挙がりました。

私の方は、「俺、逆にそれ得意だから手伝えるなあ」と感じることの連続でした。一口に「発達凸凹」と言っても一人一人違うことを改めて実感しました。

また、グループ内での対話の後には、自分たちのグループ内でどういった対話が行われたかを、参加者全員でシェアする時間もありました。
グループごとにまた違った内容の対話があったことが確認できました。

発達凸凹取扱説明書


休憩を挟んだ後、今度は、各自が自分自身の「発達凸凹取扱説明書」を作ることになりました。



その後、「トリセツ」(BGMは西野カナの「トリセツ」)をグループ内でシェアしました。
ここでもまた、「俺、それ得意だからやってあげる。代わりに苦手なこれは得意なあなたに任せます!」と感じることが多々ありました。

お互いが苦手なこと、得意なことをカバーしあう。
それを楽しみながらできるのが理想だなと感じました。

あっという間に会は終了。
最後に記念の集合写真をパチリ。



会のそのままの勢いで二次会へ


会の終了後は自然と二次会へと言う流れに。
しかし、ここで即、女子会が結成。
野郎共は、あっという間に弾かれてしまいました。

べ、別に悔しくなんかないんだからね!(ツンデレ風)

閑話休題

それにしても、女子同士の「すぐに輪になれる」力にはいつも感嘆しますね。

男子会は男子会の方で盛り上がりましたよ。
このブログには到底書けない話もありましたしね。

最後になりますが、イベントでお会いしたすべての方々に感謝申し上げます。

2017年7月14日金曜日

7/9のOne day cafe,kyotoで寄せられた質問に回答してみました



先日のOne day cafe,kyotoでのゲストトークをさせて頂きました。その時の記事はこちら。トーク後には、会場の皆様から質問やコメントを付箋に書いていただく機会がありました。今回はその時に寄せられた質問に回答しますね。



Q.発達凸凹の診断のきっかけは?

A.私は大学4年時にうつ病に陥って、その後10年ほどうつ病と付き合ってきました。4年ほど前にそのうつ病がひどくなってにっちにさっちも行かなくなってしまい、当時在籍していた大学院を中退、実家に戻ってきました。

実家に戻ってきたので、通院先のクリニックを変えてみたところ、「まずは心理検査を受けてみましょう」ということを主治医に言われました。その心理検査で自身の発達凸凹が見つかりました。



Q.自分のことがわからないから生きづらい?

A.確かに、今回話した自身の発達凸凹を含め、自分のことがわかればそれは生きやすさに繋がると思います。しかし、自分への理解を深めようとするあまり、「自分探し」に飛び込んでしまう若い人が後を絶たないことは、個人的にはもったいない気がします。

まずは、今日一日を振り返ってみて、「『楽に過ごせたこと』『苦もなくできたこと』は何かな?」と軽い気持ちで分析してみてください。それらの「楽に過ごせたこと」「苦もなくできたこと」が生きづらさ解消の「小さな一歩」になると思いますよ。



Q.成人の発達障害について、どこまで生活能力(自立=共助)?支援学校(子ども)は大人が世話できるが。。。

A.生活能力の一つに就労がありますが、成人に達してから発達障害の診断を受けた人の多くは、「就職できない」・「働き始めても長続きできない」といった就労に関する問題を抱えていると思います(私もそうでした)。

就労に関しては、就労移行支援事業所や地域にある障害者就業・生活支援センター(シュウポツ)といった福祉サービスを受けるのも一つの手段だと思います。

また、共助ということで言えば、当事者会も有効だと思います。当事者会では、「〇〇で困っている」といった相談事に対して、同じ発達障害者が「自分はこうしてうまくいった」などの経験や知恵を共有できます。



Q.強みを活かす方法を見つけるための具体的なヒントがほしいです。

A.ゲストトークでは、「効果は小さくてもすぐにできることを予め収集する」ことを提案しました。まずは、箇条書きでもいいので、「こうすれば強みを活かす方向に合致していてすぐにできる」と思えるものをできるだけ多く書き出してみましょう。

書き出す時には、「どんな些細なことでも、どんなバカげたことでも思いついたら即書き出す」ことを心がけてみてくてください。書き出す段階で、できるできないといった可能性や効果を考えるあまり、自身の創造性を阻むのを回避するためです。

そして、書き出したら、その「行動リスト」をまずは上から順に試してみます。試してみて何かしら効果を実感したら、そのままリストに残します。逆に、効果が実感できなかったら、その行動は即リストから外してしまいましょう。

そうして順に試していって取捨選択して最終的に「行動リスト」に残った行動が、あなたの強みを活かす「小さな一歩」となりうる行動となっていきます。



Q.ご自身がプロ野球選手になりたいとは思わなかったのですか?

A.一時期、プロ野球選手になりたいと思ったことはありました。でも今振り返ると、野球の練習をするよりも、『プロ野球選手名鑑』を読んでいる時間の方が長かったので、そんなに強くプロ野球選手になりたかったわけでなかったんだと思います(^^ゞ




Q.「回復志向」について、問題を解決する過程が好きという理解をしたが、これでいいのかな?

A.その理解でいいと思います。問題に直面したら、原因を分析し、情報を書籍などから収集し、小さな行動を積み重ねていくわけですが、その過程が楽しくて、問題自体を忘れていて、気づいたら解決していたということも過去にあった気がしますね。


Q.置かれた環境によって凸凹のとらえ方が変化すると思う。「言語が特徴」を活かして本から学ぶ姿勢がすばらしい。うつになった時はそれを活かせず、辛かったのではないか。

A.うつになって、もっとも苦しい時も本を読む事自体は続けてはいました。しかし、その当時は「今の事態を一気に変える一発逆転的なものが何処かにあるはずだ」という凝り固まった姿勢で、それがより一層「救われない感」を強めていたと回想します。

それでも、そういった時期があったからこそ、「効果は小さくても今すぐできることを積み重ねる」「休みなく機関銃を撃ち続ける」ライフスタイルにたどり着けたのではないかという思いもあります。



Q.ちょこちょこ良くなる方向に行く方法として、「効果は小さいけれど今できることをやり続ける」という言葉に勇気づけられました。自分の凹をおぎなうためでなく、でいいんですよね?生きていくために、でいいんですよね?

A.それで十分だと思います。少し厳しい言い方ですが、凹をおぎなうにはとてつもない忍耐やエネルギー、時間や費用が掛かります。そして、それらをつぎこんでも、せいぜい凹は平均点にしかなりません。

人生は有限です。凹にとらわれすぎると人生自体が修行で終わってしまいます。もっと楽に、もっとシンプルに生きてもいいのではないかと僕は考えています。そのための手段として、凸を活かす、または「機関銃を撃ち続ける」ことを今回提案しました。



Q.どんなサロンをしているのですか?

A.私としたことが、プロフィールに「成人発達障害サロンしぇあ代表」を盛り込んだのに、「しぇあ」のことには一言も触れないでトークを終えてしまいました(←何やっとんねん!)

普段の「しぇあ」の様子はこちらを参照してください。
One day cafe,kyotoさんとの違いは以下のようになります。


  • 参加者は5名前後。というのも「しぇあ」がカバーしているのが、兵庫県は北播地方という田舎なのです(^^ゞ
  • 自己紹介時にテーマを各自1つ挙げてもらい、自己紹介後のトークテーマの時に1つ1つのテーマについてトークするというスタイル。
  • 支援者の方には「オブザーバー」として参加してもらい、福祉や行政といった専門的な話になった時に助けてもらうという形を取っています。


質問以外にも感想やコメントもたくさん頂きました


今回は質問に回答するだけになりましたが、質問だけでなく感想やコメントもたくさん頂きました。付箋を書いてくださった方々に改めて感謝申し上げます。

次回以降のOne day cafe,kyotoでは、普通の女の子に戻ります一人の参加者として純粋に楽しみたいと思いますので、またよろしくお願いしますね♪

2017年7月11日火曜日

7/9のOne day cafe,kyoto@呉竹文化センターにてゲストトークをしてきました



7月9日(日)に、One day cafe,kyotoさんにお邪魔しました
お邪魔するのは今回が2回目です。
(前回の参加報告の記事はこちら

なんと、今回はゲストということで、15分ほどトークをしてきました。
冒頭の写真は、その時のトークをグラフィック・ファシリテーションという方法で、共同代表のDさんが描いてくれたものになります。

ゲストトークのテーマと小道具(小細工?)の紹介


アスペルガー症候群(より)の宮崎は、きちっとテーマを設定しないと気が済まないので、トークテーマを設定させていただきました。
テーマは、「書籍と名言(迷言)から紐解く私の発達凸凹』でした。

時折、キーワードをラミネート加工したものや持参した書類を会場の皆様に提示しながら、トークを進めていきました。

上の写真がキーワードをラミネート加工したもの。

また、持参した書籍のタイトルが以下のようになります。


  • 『さあ、才能に目覚めよう』
  • 『プロ野球選手名鑑2017』
  • 『人生は一冊のノートにまとめなさい』
  • 『モレスキン 「伝説のノート」活用術』
  • 『情報ダイエット仕事術』
「何か1冊、異色のものが混じってる」と感じた方もいると思いますが、この『プロ野球選手名鑑』は、私の強み(凸)の一つである「収集心」がフルに発揮されたエピソードを語る上で欠かせないものだったので、取り上げました。

発達障害の診断が下りる前後のエピソードに触れておけばよかった…


前回参加した時に他の参加者さんから、「発達障害の診断が下りる前後のエピソードを語るゲストが多い印象がある」という話を耳にしていたので、今回の私のトークでは、発達障害の診断が下りる前後のエピソードにはあえて触れないで話そうと思っていました。

でも、途中でDさんから、私の診断が出たことや二次障害のうつ病についてのフォローをしていただいたので、トークの冒頭で30秒ほど、自身の発達障害の経歴というものについて軽く触れておいた方が良かったかなと少し反省。

15分はあっという間に過ぎてしまい、私のトークは終了。
トーク終了後に付箋が配られ、参加者の方が質問やコメントを書いてくださりました。
寄せられた質問やコメントには、後日このブログにて回答させて頂きますね。

「強みを活かすこと」vs「強みを活かすことの是非」


二人目のゲストは、(自称)非癒し系の臨床心理士のいわいさん。
いわいさんのトークで印象に残ったのは、「『強み』を認識することが絶対的に『いいこと』なのか」という問題定義でした。

実は、私のトークは、「強みを活かすこと」「強みを活かすためにできる小さな行動を途切れなく実行する」ことがメインでした。

なので、私が先にトークをしたことによって、ことさらいわいさんの「強みを活かすことへのアンチテーゼ」が際立つことになりました。
うん、私のゲストトークはそれだけでも十分に役に立ったようです。

この「強みを活かすためにできる小さな一歩とは何か」と、「凸凹の凸(強み)を生かすことの是非」という2つの(言わば相反する)テーマが後半の対話の場でも議論されるようになりました。

実は自分のトークが終了した後、「何か大学の講義チックな固い話になってしまったかな?一人よがりすぎて対話が生まれにくいものになってしまったかな?」と少し不安だったのですが、どうやら杞憂だったようです。

実際に、対話の場ではテーマが5つほど出て、どのテーブルでも活発な対話がされていました。改めて参加者さんの関心の高さと意欲、対話を引き出すグラフィック・ファシリテーションの魔力、そしていわいさんのアンチテーゼに感服しました。

宮崎のゲストトークも少しは貢献できたのでしょうか?
評価は参加者さんに託したいと思います。

懇親会も楽しかった!
共同代表のYさんのマシンガントークにもようやく慣れ、時折ツッコミやチャチャを入れて他の人を笑わせることもできるようになった気がします。

謝辞


参加者の皆様。
宮崎の極めた偏った話を聞いてくださり、ありがとうございました!日々収集した情報をこのような形で皆さんと共有できる(押し付ける?)機会が持てて幸せです。

スタッフの皆様。
今回、このような素晴らしい機会を与えてくださったことに感謝です。「宮崎に託そう」というのも、大英断(?)だったことでしょう。よくぞ、英断を下されました!

次回のOne day cafe,kyotoでは、また一参加者に戻り、純粋に楽しもうと思います。
次回お会いした時もまたよろしくお願いしますね♪

2017年7月1日土曜日

成人発達障害サロンしぇあ 7月のサロンを開催しました



今日は成人発達障害サロンしぇあ 第9回のサロン開催日でした。
参加者は5名。
遠くは大阪から参加された方もいました。

自己紹介の後はテーマトークに移行。
今回は以下のようなテーマが挙げられました。


  1. 頼まれ事に対する上手なスルーの仕方
  2. 前回参加してから今回までの自身の変化
  3. 環境の変化への上手な対応
  4. 複数人(3人以上)での会話のコツ
  5. 得意なこと
1.については、前回のサロンでもテーマに挙げられたことの続編という感じでスタート。(前回のサロンの様子はこちら

自分を変えるより、環境を変えることを優先させた方がいいケースも


最初のうちは、スルーの方法、どうやって断るかといった話がメインだったのですが、途中からは、「(スルーの方法を学ぶなどの)自分を変える努力ではなく、(支援機関に間に入ってもらうなどの)環境を変える方向が良いのでは」という意見が出ました。

そして、支援機関に間に入ってもらうなどの環境を変えるには、いい意味で「白旗を揚げる」ということを当事者はやっていく必要があるという話になりました。

2.については、前回欠席されていた方から、ここ2ヶ月の変化を話してもらいました。スクーリングでの体育の授業で苦労した話が印象に残りました。

変化があることを予め想定しておけば、ストレス軽減になる


3.については、居住環境や職場の上司・支援者の異動などの変化が多くて少し疲れているという報告がありました。

それに対して、「人事異動という制度自体は組織にはつきものであり、それに伴う変化は前もってあるものだという想定をしておけば、ストレスが軽減できる」という意見がありました。

過剰適応と「聞く」姿勢


4.のテーマを挙げた人からは、

「3人以上での会話の場では話し出す人が四方八方から口を挟む感じで、どのタイミングで話し出せばいいかわからない」

「幼い頃は思ったことをすぐに口に出せたが、そうすることで周囲と衝突することがあった。それ以来、話の内容を一度脳内で吟味してから話し出すようになり、そうなると3人以上の会話では話し出すタイミングを逸してしまうがち」

といった報告がありました。

この報告に宮崎は大いに共感してしまいました。
これがいわゆる「過剰適応」というものなのではないでしょうか?

他の参加者さんからは、「他の人が「10」話しているからといって、自分も「10」話す必要はなく、相手の話をじっくり「聞く」。そして相手に気持ちよく話をさせるというのも一つの立派な能力なのでは?」という意見がありました。

最後の5.については、一人一人、得意なことを発表してもらいました。

中には「特にはないなあ~」という方もいらっしゃいましたが、「得意なことがないわけではなく、単に自信を持てないだけではないか」という意見が出て、「自信がないと思い込んでいるだけかも」と納得されている姿が印象的でした。

今日もお忙しい中、遠くは大阪からも参加して頂き、ありがとうございました!
次回は、8月5日(土)開催です。
時間は14時から、場所はいつも通り、うぃーぶねっとさんの2階です。



2017年6月19日月曜日

6/18 One day cafe,kyoto@呉竹文化センターに参加してきました



昨日は、京都で活動されているOne day cafe,kyotoさんにお邪魔してきました。
場所は、京都市伏見区の京都市呉竹文化センター。


会場前には、ポップでキュートなデザインの立て看板が♪
この辺りにもスタッフさんの遊び心やホスピタリティをひしひしと感じます。


イベントにはいつも30分前(←早く来すぎ!)に到着する宮崎は、常連となっている関西ほっとサロンと同様、何食わぬ顔で会場準備のお手伝い。
こうして何食わぬ顔で準備を手伝うから、運営スタッフに間違えられるのですね(^^ゞ

宮崎とスタッフさんとの意外な(?)繋がり


14時を少し過ぎて会がスタート。
グラッフィック・ファシリテーターのDさんがグランドルールとゲストをご紹介。

実は宮崎は、Dさんとは大学・大学院時代の先輩・後輩の間柄。
在学当時はお互い、自身が当事者だということは分かってはいませんでした。

Dさんが大学院を修了してからお会いすることがなかったのですが、フェイスブックでは繋がってはいました。

そんな二人の間を再び繋いだのが、本日のゲストのしろさん。
しろさんのゲストトークは笑いが絶えず、でも核心はしっかりと突く内容で非常に面白かったです!

ゲストの二人目はみーにゃんさん。
みーにゃんさんの研究内容や興味のあるお話を聞けたのもよかったですが、「発達障害当事の恋事情について話がしたい!」と表明されたのが一番印象に残っています。

残念ながらゲストトークの時間の範囲内では、発達障害の恋事情について話す時間が取れず、次の対話の場に持ち越しに。

休憩をはさみ、対話の場に移行。
以下の4つのテーマで対話が交わされました。


  • 天職・キャリアとは?
  • 発達障害者は定常発達者に合わせるべきなのか
  • 心と体はつながっている?
  • 発達障害の恋事情
宮崎は最初の対話の場では、「発達障害の恋事情」に、次に「天職・キャリアとは?」に参加。
対話の後のクロージングでは、各テーブルでの議論を全員で共有できました。

グラッフィック・ファシリテーションの威力を痛感


今回、初めてOne day cafe,Kyotoに参加しました。
まず、グラッフィック・ファシリテーションの威力というものをまざまざと見せつけられました。

会が始まる前は、某戦闘ロボットアニメのキャラよろしく、「さあ、見せてもらおうか。グラッフィック・ファシリテーションの性能とやらを」という感じでいたのですが、あまりの威力に「お見事!」と手放しで賞賛してしまいました。

何よりもまず、参加者を自然と対話に引き込む力があるなと感心しました。
ゲストの話に加えて、グラッフィックを観ることで「これを訊いてみたい」とか、「なぜだろう?」といった質問が内から目覚めていく感じでした。

そして、対話の場でそれらの質問を持ち寄り、議論することでさらに本質に参加者全員で迫っていくことができたのではないかと思いました。

久々に、いやもしかしたら、人生で初めて「対話を通じた知的興奮」を味わうことができたのではないかなと思いました。

サプライズ・ゲスト登場


そんな「知的興奮」に満ち溢れた時間もあっという間に終了。
17時には会場を完全撤収。
18時からの懇親会を待つ間、サプライズ(?)ゲストが!


伏見の非公認キャラクター「底冷 雪子」たんが遊びに来てくれました!
う~ん、カワユスなあ~(中川翔子風)

閑話休題

懇親会にて


18時から懇親会がスタート。
ゲストトークや対話の場では聞けなかった「発達障害の恋事情」の深くて濃い話を聴くことができました。

なぜ、宮崎は「発達障害の恋事情」に異常に(?)興味を持っているのか?
はい、そうですよ。片思いしてるからですよ。何か文句ありますか?
個人的には「恋煩い」に近い気もしますが(^^ゞ

打って変わってDさんとは真面目な話を。
何の話かって?

無謀にも来月は、トークゲストとしてOne day cafe,kyotoに参戦!


そうなんです。
実は、来月のOne day cafe,kyotoのゲストとして登壇することになったのです。
だから、その打ち合わせをしてました。

今日参加したのは、その下見と言うか予行演習も理由の一つです
べ、別にしろさんの話が聞きたくて来たわけじゃないんだからね!!!(ツンデレ風)

今、困っているのはどういう話をするかですね。
話すネタが…



ありすぎて困ってます(^^ゞ


宮崎の話を聽いてもいいよと思ったら参加申込をぜひ!


某文豪よろしく、「恥の多い生涯を送ってきました」ことには胸を張れますから(T_T)
いったいどれを話して、どれを切り捨てるか。
おそらく直前まで悩みそうです。

もし「宮崎の話を聽いてやってもいい」という奇特な方は申込みをしてやって下さい。

謝辞


最後になりますが、参加された皆様、ゲストのしろさん、みーにゃんさん。
そして、One day cafe,kyotoのスタッフの皆さん。

昨日は本当に楽しかったです。
そしてお疲れ様でした。

来月もまた、お世話になります。
よろしくお願いしますね♪


2017年6月3日土曜日

成人発達障害サロンしぇあ 第8回サロン開催報告


今日は成人発達障害サロンしぇあ 第8回のサロン開催日でした。
参加者は5名。
遠くは大阪市や堺市からのご参加でした。

いつもように自己紹介の後にテーマトークに移行。
今回は以下のようなテーマが寄せられました。


  1. トラウマの乗り越え方
  2. 「こいつならやってくれるだろう」という依頼をどう断るか
  3. 働き方(正社員orそれ以外の多様な働き方)
  4. 金銭管理

自分の特性を活かし、それ以外の分野ではいい意味で「諦める」


1.では、年下や後輩から「頼りになる」と思われたいとするあまりに、ついつい普段とは自分を演じてしまう、それは幼少期のトラウマが関係しているのでないかと考えているという話が寄せられました。

この意見に対して、

①発達障害の人は(定型発達者と比べて)過去の苦い記憶を「反芻」する傾向にあること
②最近は発達障害における「性差」が注目されており、女性は男性に比べて、場面場面においていい意味で複数の自分を使い分けることで社会性を高めている

という指摘が、成人の発達障害の記憶に関する研究をされている方からありました。

また、自分の特性を活かして苦手な分野での勝負を避ける、いい意味での「諦め」が大切であるという意見も他の方から寄せられました。その参考文献として、『諦める力〜勝てないのは努力が足りないからじゃない』(為末大著/プレジデント社)が挙がりました。

周囲の振る舞いを観察→練習→結果をサロンで報告→フィードバックを得る


2.は、1.で出た話とは逆で、「いつもいつも頼られるというか、当てにされることが多くて困っている」という話が出てきました。

このことに対して、「定型発達者は発達障害当事者よりも(想像以上に)普段から断っている、なので今後は周囲がどのように断っているかを観察する。そしてできる範囲で断る練習をしていくしかない」という意見が出ました。

また、「その練習してみた結果を次回のサロンの時に報告する。そうすればフィードバックも得られるし、一つの事例として他の当事者の参考にもなる」という意見や、「北播磨地域でもSSTのトレーニングの場があればいいね」という意見が寄せられました。

15分の休憩をはさみ、後半へ突入。

3.の働き方に関して、精神障害者や発達障害者には正社員(フルタイム勤務)のハードルが高い人も多いので、正社員以外の多様な働き方が認められる社会が理想ではあるねという話が出ました。

4.については、ホワイトボードには「金銭管理」とは書いていますが、当事者が普段、どんなことにお金を使っているのかが話題の中心になりました。

田舎という土地柄、都会と比べて飲食代、特に職場の人との飲食にかかる費用は少なくて済んでいるという報告がありました。

次回の告知と送迎に関して


次回は7月1日(土)の14時から。
場所はいつもと同じ、うぃーぶねっとです。

今回、大阪市からバスで来られた方がいらっしゃいました。
バスの時刻の関係で、うぃーぶねっと最寄りの停留所までの便がなかったので、滝野社インターまで、宮崎が車でお迎えに上がりました。

「遠方から公共交通機関で来るので、近くまで迎えに来てほしい」という方がいらっしゃいましたら、予め連絡くだされば対応可能です。
宮崎の車は軽自動車なので、定員は3名ですが(^^ゞ

連絡はメールで前日までにお願い致します。
メールアドレス:toshiyamiyazaki☆gmail.com(「☆」は「@」に変換して下さい)


2017年5月22日月曜日

5月の関西ほっとサロンに参加してきました



先週の土曜日に、関西ほっとサロンにお邪魔してきました。
今回は、日頃お世話になっている、関西ほっとサロンのスタッフのCさんと車で会場入り。

今回は(今回も?)会場設営を1から手伝ったので、端から見たら関西ほっとサロンのスタッフだったのでしょう(笑)

今回は自己紹介が不発…


13:30になり、受付がスタート。
今回は前回よりも参加者が少ない印象。
でも、その分一人一人とじっくり話が出来た気がします。

今回は自己紹介がやや(?)スベった気がします。
前回は結構ウケたのになあ~
なんでだろ(笑)

17時になり、告知タイムに突入。



今回もしっかりしぇあをPR出来た気がします。
嬉しいことに、2名の方に直接、しぇあのチラシと私の名刺を渡すことが出来ました。

次回の関西ほっとサロンの参加は7月を予定しています。
またお会いした時にはよろしくお願いしますね♪

2017年5月13日土曜日

5月のサロンを「まったり」と開催しました♪



今日は、成人発達障害サロンしぇあの5月度のサロンを開催しました。
あいにくの雨でしたが、遠くは神戸市から参加してくださった方もいらっしゃいました。

いつも通りの自己紹介の後は、テーマトークに移行。
以下のようなテーマについて議論をしていきました。


  1. カウンセリングについて
  2. こだわりについて
  3. GWをどう過ごしたか
いつもより数は少なかったですが、その分1つ1つのテーマに対して時間を掛けて議論をすることができたと思います。

「こだわり」が細分化、差異化を生み出す


まず、1.について。このテーマを挙げた方から、対人関係についての悩みがあり、近く初めてカウンセリングを受けるという話がありました。

このことに対して、「カウンセリングを受ける目的を明確にする」「カウンセラーに話したことを箇条書きでいいので書き出しておく」といった意見が他の参加者さんから出ました。

2.ではガジェットや文房具などの各自がこだわっていることが紹介されました。話がラーメンのことになった時、「ラーメンを食べる客も、提供するお店もそれぞれがこだわることで細分化、差異化が生じる」という話が特に印象に残りました。

今回はいつもより「まったり」とした感じでトークテーマが進行


3.では、各自どのようにGWを過ごしたかを話しました。出雲旅行に出かけた方は、その時の写真を見せてくれて大いに盛り上がりました。

また、今回は時間がたっぷりあったので、オブザーバーの方にも一人一人、GWをどう過ごしたかを話していただきました。家族と旅行に出掛けたり、黙々と(?)PCに向かってデータの整理をしたりと、皆さんそれぞれの長期休暇を過ごされたようですね。

トークテーマの数や内容ゆえでしょうか、今回はいつもより「まったり」とした雰囲気でトークが展開されていたような感じを受けました。この「まったり」感が本当の意味での「サロン」が醸し出すものなのかなと個人的に思いました。

次回予告


次回のサロンは、6月3日(土)の14時から。
場所はいつもの通り、うぃーぶねっとさんの2Fです。


来月もまた皆さんと「まったり」と話せることを楽しみにしてますね♪

2017年4月24日月曜日

4月の関西ほっとサロンに参加してきました



先日の土曜日に芦屋市民センターで行われた、大人の発達障害の当事者会「関西ほっとサロン」に参加してきました。

振り返ると、「地元に大人の発達障害の当事者会を創りたい」という想いで初めて関西ほっとサロンに参加したのが、ちょうど一年前でした。
→当時の記事はこちら(宮崎の個人ブログへ飛びます)

あれからもう1年経つんですね(遠い目…)。
気づけば「関西ほっとサロンのスタッフですか?」と間違えられるほどになりましたが(笑)

宮崎の自己紹介は果たしてどうだったのか?


受付が終わり、恒例の自己紹介が始まりました。
実は4月のしぇあのサロンで、「インパクトのある自己紹介」のテーマを自ら挙げ、「次の関西ほっとサロンでいっちょ、やってみます」と宣言していたのです。
(詳しくはこちら

で、その結果ですが、そこそこはウケたと思われます。
ちゃんと証人もいます!(ね、うぃーぶねっとのFさん?)

フリートーク


今回の関西ほっとサロンは、初めて参加の方、とりわけ初参加の女性が多かったように思えます。

また、遠くは富山県で当事者会を開催している方ともお会いすることが出来ました。
これで富山県に行くモチベーションというか、野望が芽生えました。

各地の当事者会情報が満載だった告知タイム


あっという間に、17時が来て一次会が終了。
告知タイムとなり、しぇあの告知もさせていただきました。

各地で当事者会を主催されている方が増えて、告知内容でホワイトボードが一杯となりました。



今回も多くの人と楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
本当にありがとうございました!
また、宮崎ともども、成人発達障害サロンしぇあをよろしくお願いしますね♪

2017年4月1日土曜日

新年度最初のサロンを開催しました



今日は、第6回目のサロンを開催しました。
参加者は8名でした。

本日のトークテーマ


自己紹介の際に、「今日話したいこと」を挙げてもらい、それをテーマにトークテーマを行いました。
テーマとして、以下のようなものが挙がりました。

  1. 損をしないキャラづけを行うにはどうすればいいのか?
  2. インパクトのある自己紹介
  3. 今、不安に思っていること(特に新年度を迎えて)
  4. 新年度を迎えての変化
  5. 自分の趣味について
  6. 他の人の趣味を聞いてみたい
  7. 感情のコントロールについて
1.について、このテーマを挙げた方からは、「自分はどうも損な役回りを引き受けることが多い。そうならないために自分を周囲にどうキャラづけしていけばいいのか」という話が挙がりました。

他の当事者さんからは、「キャラづけも一つの方法。もう一つ、TPOをわきまえた発言を心がけることも手。そのためには訓練が必要だが、まずは『5月までの1ヶ月間はいつもより控えめを心掛ける』といった工夫から入ればいいのでは」という意見が挙がりました。

過去を文字通り「水に流す」ことのススメ


そして、話は「辛かった過去」への向き合い方に移行。「これまでに損な役回りが多かったので、事あるごとにそれを思い出してしまうことがある」との発言に対して、発達障害者の記憶に関する研究をしている方から、対処方法を一つ伝授していただきました。

それは、「『水に流す』」をいう表現を実行に移す」というもので、辛いことや悩みごとがあったら、まずはそれをトイレットペーパーに書き、その後はそのトイレットペーパーをトイレに流すというもの。

その方いわく、実際に発達障害者の当事者さんにこの方法を教えて実行してもらったところ、「スッキリした」ということがあったそうです。また、「水に流す」以外にも、「シュレッダーにかける」のも同様の効果があるそうです。

4月22日の関西ほっとサロンは宮崎の自己紹介に注目!?


2.は私、宮崎が挙げました。関西ほっとサロンに行くと、実にユーモアがあって記憶に残りやすい自己紹介をされる方がいらっしゃるので、「自分もやってみたいな」と感じていました。

他の当事者さんからもヒントを貰えたので、それを元に4月22日の関西ほっとサロンで実践しようと思います。関西ほっとサロンに参加される方は乞うご期待!(自分でハードルを上げてどうする!)

3.については、特に新年度を迎える今だからこそ抱える不安ということだったので、4.と絡めて議論しました。各々、就業時間の変更や通信制大学への入学といったように節目節目の変化を迎えられる方が多かったと思います。

5.と6.も「趣味」という共通項があったので、合わせて議論。各々の趣味を訊いてみると、皆さん嬉々として話をされるので、実に楽しい時間でした。

7.については、このテーマを挙げた方から「怒りの感情のコントロールが難しい」ということでした。「定型発達の人にとっても難しいテーマ。『アンガー・マネジメント』というキーワードで書籍やブログを検索してもいいのでは?」という意見が出ました。

サロンで得た気づきを日々の生活に活かして、結果を次回のサロンで共有


今日は、過去や不安、怒りにどう対処するかということに対して示唆が多い回となった気がします。各々が今日気づきを得たことを日々の生活に活かしてみて、その結果を次回のサロンでみんなで共有できればいいなと感じました。

次回のサロンの告知とお願い


次回のサロンは、5月13日(土)の14時からです。
通常、本サロンは毎月第一土曜日の開催なのですが、GWと重なるので、一週間ずらしました。

場所はいつものとおり、うぃーぶねっとの2階です。
なお、次回から準備や予算の都合でお菓子とお茶の提供は無しとさせていただきます。

参加料は通常通り、100円です。
ご了承ください。

飲み物は各自でご用意下さい。
うぃーぶねっとのすぐ近くに、以下の写真の自動販売機がありますので、ご利用いただければと思います。


最後になりますが、今日参加された方々、お疲れ様でした。
また来月も楽しいトークができることを楽しみにしております。

2017年3月29日水曜日

成人発達障害サロンしぇあ 4月度のサロンは1日(土)開催ですよ~



久々の更新で申し訳ありません。
毎月第一土曜日の午後から開催している、成人発達障害サロン しぇあの告知です。

4月は今週の土曜日、1日の14時からの開催です。
場所はいつものとおり、うぃーぶねっとの2階になります。
地図は以下のようになります。


何と新年度初日の開催なのですね~
「新年度を迎えてワクワクしてる」人は、ぜひ一緒にそのワクワク感を共有しましょう♪

逆に、「新年度になって環境が変わるのが不安…」という人は、その不安を洗いざらい仲間に打ち明けて楽になりましょう。

「春になって暖かくなってきたからドライブでもしようかな?」と考えている人は、ドライブついでにうぃーぶねっとに立ち寄っていきませんか?

皆さんのご参加、お待ちしてますね♪

2017年3月11日土曜日

ネームプレートを作ってみました



先週のことになりますが、成人発達障害サロンしぇあ代表のネームプレートを作ってみました。

ネームプレートをつけてサロンに臨んだのですが、概ね好評だったので一安心。
これからは、しぇあの代表として参加する行事にはこのネームプレートをつけて参加する予定です。

と言っても、今のところ、「しぇあ」と「関西ほっとサロン」しかなさそうですが(笑)
来週の関西ほっとサロンに参加予定なので、ネームプレートを褒めてやっていただければ嬉しいです。

2017年3月4日土曜日

2017年3月度のサロンを開催しました



今日は、3月度のサロンを開催しました。
今回も、常連さんに加えて、初参加の方や遠く堺市から来られた方もいらっしゃいました。

自己紹介の際に、トークのテーマを挙げて頂きました。
今回は以下のようなテーマでトークが繰り広げられました。

  1. 人との繋がり方
  2. 地方と都市の交通事情
  3. 周囲に自身の障害を伝えるべきかどうか?
  4. 今までで一番ストレスを感じたこと
  5. 3年後のプラン

サークルズプログラムをイメージしながら、1つずつ距離を詰めていく


1.に関してですが、当事者の中には、他人との距離感を上手くはかれず、それ故に他人とうまく繋がれないという問題を抱えている人が多いように私は感じています。

この問題に対してとある当事者さんが、サークルズプログラムという概念を元に、1つずつ距離を詰めていくことが大切であることを述べられました。

また、参考書籍として、『つながりの作法』という書籍を紹介してくださった方もいました。

当事者会は失敗をしながらコミュニケーションの練習をしていく場でもある


3.では、自身の特性や二次障害を周囲に伝えるべきかどうかで悩んでいるというお話でした。

それに対して、「『障害』という言葉を使うと相手が引いてしまう。なので、『障害』という言葉を使わないで、自分の困り事を(出来れば気楽に)伝えられればいいのでは」という意見がありました。

また、「当事者会は、コミュニケーションの練習の場として利用してもらうといった狙いもある。なので、こういった場で失敗をしながらコミュニケーションの練習をしていって欲しいとも思っている」という意見も、別の当事者会を運営されている方から出ました。

私も同じ意見です。しぇあもそういった場として活用していただければ嬉しいです。もしかしたら、しぇあのサロンにおいて、「今の発言はちょっとマズイのでは?」といった指摘も今後受けることもあるかもしれません。

しかし、それは、職場などで同じ失敗を繰り返さないための「予行演習」として捉えてもらえればと思います。サロンは、言ってみれば「失敗しても許される場」です。なので、サロンでどんどん失敗を経験してもらえればと思いますね。

つらい過去をハッピーなイメージで上書きしていく


4.のテーマを挙げられた方は若い当事者さんでした。これに対しては、比較的(?)年配の方から、「過去は変えられない。大事なのは自分が楽しいと思えるハッピーなイメージでつらい過去を上書きしていくことではないか」という意見が寄せられました。

また、発達障害者の記憶に関する研究をしている方から、人間の記憶に関する特性の観点からの助言もありました。

最後に、5.のテーマでお一人ずつ「3年後、こうしていたい。こうありたい」といった内容のことを話してもらい、会を締めくくりました。

次回のサロンは、4月1日(土)です!


今回も、遠くは堺市からのご参加がありました。
また、初めて参加された方もいらっしゃいました。
皆さん、お疲れ様でした。

次回のサロンは、4月1日(土)です。
時間は14~16時。
場所はいつものとおり、うぃーぶねっとの2階です。

次回のご参加も楽しみにしております。
それでは!

2017年2月4日土曜日

平成29年 2月度のサロン開催報告



今日は、成人発達障害サロンしぇあ 2月度のサロンを開催しました。
2名の方が初参加でした。

いつものように、自己紹介からスタート。
その際、「今日話したいこと」を発表してもらい、それを後のトークテーマに設定しました。
今日は、以下のことがトークテーマとして挙げられました。

  1. 他の当事者さんのお仕事・生活について話が聞きたい
  2. どうすれば発達障害について知ってもらえるのか?
  3. 自分の障害をどう説明すればいいのか?
  4. 決断力の無さに困っている
  5. 時間をなくすことへの対処
  6. 「こんな福祉サービスがあればいいなあ」について聞きたい

プライベートの時間の使い方が難しい!


1.については、現在お仕事をされていない方から挙がったテーマでした。他の当事者さんが同様なお仕事をして、どういった生活をしているのかが聞きたかったのではないかと思われます。

特に、プライベートの時間の使い方について、私を含めて悩んでいる方がいらっしゃるようでした。週末に都会に出かけて、却って疲れてしまうという意見もありましたね。

また、自宅でもない、職場でもない、第三の居場所であることを意味する「サードプレイス」という言葉も出てきました。そういったサードプレイスを各自が持つ意義もあるよねという話に落ち着きました。

どうすれば障害について知ってもらえるのか?自分の障害をどう説明すればいいのか?


2.と3.については、表裏一体というか関連性が強いと判断したので、2つ同時に議論しました。「自分は就労移行支援事業所に通所しているときから、自分の特性や苦手なことを整理する機会を得た」と話される方がいました。

その一方で、「実際に仕事の場面でトライ・アンド・エラーで見つけていっている。そして見つかったらその場で上司に伝えるようにしている」という方もいました。

直感型と熟考型のパターンに対する理解が鍵?


4.と5.も実は関連性が強いテーマでした。このテーマを持ち出した方によると、決断自体に時間が掛かってしまう、優先順位をつけることができない、時間の見通しが立てられない結果として、時間がなくなってしまうとことでした。

他の当事者さんも「あるある!」と共感した面持ちで話を聴いておられました。もちろん私も当てはまります。外食する際、お店を決めるのも、メニューを決めるのも実に時間がかかります。

すると、大学院で発達障害者の記憶や意思決定について研究されている方から、以下のような説明がありました(注:私にとっては専門外なので、私の解釈が間違っている可能性があります。あしからず!)。

  • ダニエル・カールマンによると、人間の意思決定には直感型と熟考型の2パターンがあり、自分がどちらの特性が強いかを知ることは有益である
  • 決断には「満足度」という指標があり、選択肢が増えれば増えるほど、満足度が下がる。
  • 満足度を下げない決断をするには、予め選択肢(3つぐらいが最適)を絞り込んでおくのが有効

また、支援者の方からも以下のようなお話もありました。

  • 仕事の優先順位をつける時は、一方の軸に緊急度、もう一方の軸に重要度を引いたマトリックスで考えるのが良い。
  • 重要度は、誰にとっての重要度か(仕事を指示した上司か自分かといったこと)を考えなければならない。
  • 意思決定の2パターンに直感型と熟考型があったが、自分の脳の情報処理(インプット)と外部表現(アウトプット)にもそれぞれ直感型(右脳優位)と熟考型(左脳優位)があり、計4パターンの人間に大別される。
  • 時間の見通しについては、まずそのタスクに5分取り組んでみれば、そのタスクがどのくらいで終わるのかが見えるようになる。

これは、2.と3.のことに通じますが、自分の脳のパターンと相手の脳のパターンを予め知っておけば、自分の特性を伝えるときにも助けになるのではと個人的に感じました。

最後に6.については、時間が10分ほどしか残されていませんでしたが、自分が意思決定したりする際に支援してくれるようなものがあればいいし、将来AI(人工知能)が進化すればそれも可能になるのではないかという話が出ました。

今日はテーマが盛り沢山で、しかもそれぞれのテーマが密接につながっていたので、話の内容もまた盛り沢山でした。あっという間の2時間でした。

次回と5月度のサロンについて


次回、3月度のサロンは、3月4日(土)の14時からで、場所はうぃーぶねっと2階です。
また、少し気が早いですが、5月度のサロンの告知もしておきますね。

しぇあのサロンは原則毎月第一土曜日が開催なのですが、5月の第一土曜日である6日は大型連休の真っ最中と重なります。本日出席した方のご希望を伺い、5月度のサロンは、一週間ずらして、5月13日(土)に開催となります。

次回のサロンでは、平成29年度のサロンの開催日を書いたチラシを配布する予定です。
それでは、本日ご参加頂いた皆様、お疲れ様でした。
また来月もお会い出来ることを楽しみにしていますね♪

2017年1月29日日曜日

1月度の関西ほっとサロンにお邪魔してきました



昨日は芦屋市民センターで行われた、関西ほっとサロンさんにお邪魔してきました。
私個人としては4回目の参加です。

今回はいつもよりも「初めて参加しました」という方が多かった印象を持ちました。
だからでしょうか。自己紹介の段階で、「しゃべりたい」という気持ちが全面に出ている人が多く、自己紹介でかなりの時間がかかった気がしました。

フリートークでは、「今はB型事業所にいるけど、どうすれば一般就労できるかな」とか、「自己肯定感が低いゆえからか、周囲の反応が気になって本音で話せない」といった悩みからスポーツの話まで、様々な話題に触れることができました。

告知タイムで2月のしぇあを告知してきました


17時でサロンは一旦打ち切りとなり、告知タイムに突入。
わが成人発達障害サロンしぇあの2月のサロンの告知をばっちりやってきました。

すると、告知タイム終了後に、2名の方から、「興味があります」というありがたい申し出が!!!
早速、2月のサロンの告知チラシと私の名刺を渡しました。

しぇあ2月のサロンと駐車場所について


しぇあの2月のサロンは4日(土)の14時からで、場所はうぃーぶねっとさんです。
当日の駐車場所ですが、いつも通りに西脇市総合市民センター(通称「カルチャー」)に駐車してもらえれば良いと思います。

が、私が事前に入手した情報によると、当日はカルチャーの体育館で催し(卓球の講習会)があるらしいので、もしかしたらカルチャーの駐車場が一杯になっているかもしれません。

その際は、うぃーぶねっとの建物の前に駐車してもらうことになるかもしれません。当日に様子を見て駐車場所を誘導することもあるかもしれませんので、何卒ご了承下さいませ。

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半年ぶりに関西ほっとサロンに参加してきました


2017年1月25日水曜日

独りでモヤモヤするよりも、サロンで話して楽になろう♪

久しぶりの更新ですね。
今日は私個人の面談をうぃーぶねっとでして頂きました。


(画像はイメージ図です)

モヤモヤを口にするだけでも楽になれることを実感


担当してくださったのは、いつもお世話になっているFさんです。
最近は、しぇあのサロンのことが私とFさんとの会話の中心となっていたこともあって、久々にそれ以外のことを話した気がします。

面談後の感想ですが、まず、実際に言葉にすることで課題や不安がより明確になることを改めて実感しましたね。

それらの課題や不安に対して、すぐに解決策が見つかる、というわけではありませんでしたが、それでもモヤモヤした心の中を言葉にするだけでも楽になりました。

Fさんからは、「宮崎さんのこれまでのことをサロンで話すことで他の人の参考になることもある」というようなことを言われ、改めてサロンの有効性を感じました。

独りでモヤモヤするよりも、お話して楽になりませんか?


すいません。少し文章にまとまりがないですね。
簡単に言いますと…。

「独りでモヤモヤを抱えないで、お茶でも飲みながら他の人に自分の話を聴いてもらうだけでも楽になることがあるよ」ということ。


そして、「しぇあのサロンもそのような場所を目指しているよ」ということ。

上記2点が言いたかったのです。

2月のサロンは4日(土)の14時@うぃーぶねっと!


最後に告知です。
2月のサロンの日時と場所です。

日時:2月4日(土) 14:00~16:00
場所:うぃーぶねっと2階

地図は以下のようになります。




温かいお茶を飲みながら、日頃感じているモヤモヤを解放してみませんか?
みなさんのご参加をお待ちしてます~♪

2017年1月7日土曜日

第3回サロンの開催報告



今日は、成人発達障害サロン しぇあの第3回のサロンを開催しました。
新年早々の開催の影響からか、いつもより参加者が少なく、4名での開催となりました。

参加者が少なかった分、一人一人のお話をじっくり聞くことができたと思います。
また、オブザーバーの方にも参加者と同じテーブルについて頂くこともできました。

まずは自己紹介。
恒例のハンドルネーム、自己診断名に引き続き、今回は年が明けての最初の開催ということで、「新年の抱負」を皆さんに話してもらいました。

今回は4つのトークテーマについて議論


トークテーマでは、以下の話題について議論をしました。

  1. 対人関係で気づいたこと
  2. 自信をつけるにはどうしたらよいか?
  3. 成人期だから言える!学童期への提言
  4. 日常生活での困りごと
1.では、自身が就労移行支援事業所に通所してから、マナーや暗黙の了解などといったことをどのようにして学んだか、それらの学びを通じて自身がどう変化したかについて話されました。

2.は宮崎自身が設定したテーマだったのですが、他の参加者から、「自信を失ったときに、これまでどう対処してきましたか?」という指摘を受け、「そうだ、これまでにも落ち込んだことがあったけど、その都度立ち直ってきたじゃないか」とはっと気づかされました。

ありがたいことに、この「しぇあ」のような自助会で話すことで立ち直るきっかけとしている人もいるという発言もありました。自助会では普段話せないこと、特に定型発達者には理解しづらいことも、自助会では話せるということもあると思いました。

困りごとだけでなく、対処方法も共有できました


3.では、「親に遠慮するあまり、苦しいときに『助けて』と言い出せなかった。なので、『苦しいときに白旗を上げてもいいんだよ』と学童期の自分に言ってあげたかった」といった意見が出ました。

4.では、「周囲の音がすべて同じ音量で聞こえてくるので辛い。なので、耳栓やノイズキャンセル機能付きのイヤホンを利用している」というように、困りごとだけでなく、それへの対処方法を共有することができました。

今回も遠方より来てくださった参加者がいらっしゃいました。
お疲れ様でした、帰りもお気をつけて!

他の参加者の方も、新年早々のご参加、ありがとうございました!
次回は2月4日(土)です。
次回も楽しくおしゃべりしましょう♪

2017年1月1日日曜日

2017年新年のご挨拶と1月のサロンの告知



新年、明けましておめでとうございます。
今年も、成人発達障害サロンしぇあをどうぞよろしくお願いしますね♪

さて、年明け早々に1月度のサロンがありますので、その告知を。

日時:2017年1月7日(土) 14:00~16:00
場所:うぃーぶねっと2階
地図は以下のGoogleMapを参照。



3連休の初日ですね。
飲み物とお菓子をご用意してお待ちしております。
お気軽にお越し下さいね。

代表の今年の目標は、「1年間計12回のサロンを休まず継続して開催する」です。
みなさんの今年の目標は何ですか?
サロンでぜひお聞かせ下さいね。